さて,8月当初からの怠さのようなものが消えてきたので,少しは自転車に乗っておかなければならない。今日も猛暑の予報ではあるが,チンタラ走って汗を絞り出して,少し脂身も燃やしておかなければならない。:-D と,そこへ加藤さんから電話。「車で柳津まで行って,どこかに車を置いて奥会津を走ろう」という提案。「盆地は暑いんじゃないのかなぁ?」という問いに「高原だから涼しいはず」との返事。じゃ,行きますかと加藤さんの車にロードを積んで喜多方から柳津に向って9時半頃に出発。#会津若松は,この日,この夏最高の気温 36.6℃を記録した。
柳津手前のコンビニで補給食を仕入れた際に店のオネイサンに今日の予報最高気温を訊けば,..「37℃です」,..。○| ̄|_ 道の駅「会津柳津」に11時頃に到着。外に出ると本当にこりゃやばいんじゃないのかという気温。少しの間,日向に出しておいたホイールのリムが触れないほど熱くなっている。準備をしていると大宮ナンバーのキャンピングカーから降りて来た女性が,「この川沿いで子供が水遊びできそうなところはないですか?」と。流石に只見川沿いにそんな場所はなかろうと,オレたちがこれから向う沼沢湖の湖水浴場(加藤さんがあったと言っていた)を教えてあげた。キャンピングカーが出発して行った後,こちらも,既に34℃くらいにはなっているだろう炎天下を沼沢湖に向って出発。
R252 を新潟方面に向う。ずっと登りである。車通りも多い。しかも,トンネル多数。ちっとも楽しくない。もう,顎からはボタボタと玉(毒?)の汗。ようやく R252 から離れて,ちょっと落ち着いた狭い道に入る。右手に只見川のダムやら渓谷を見ながら進む(左)。V 字型トンネル(ガーッと下って,一番底部のひんやりした空気に鳥肌を立てて,グワーッと登り返すという不思議なトンネル)を抜けて,沼沢湖への分岐を登り始める。これがまたえらくきつい登りで,最近の不摂生&練習不足では時速7キロの体たらく。とは言っても,勾配は 10% は確実で,あるいはそれ以上の個所もあった様子。おまけにこの時季,水のきれいな場所の山道と来ればメジロアブはお決まりの付録で,腰の周りにまとわりついてくる。時折追い払いつつ走る。勾配よりも何よりも,暑さが堪える。オーバーヒートしそうになりながらようやく沼沢湖のキャンプ場と湖水浴場に到着(右)。なかなかいいところじゃないか,人さえいなければ。:-D それにしても,人が多すぎる。辺りは親子連れのキャンパーでごった返しているという感じ。暑いは暑いが,夜になればかなり涼しいんじゃないだろうか? ここで小休止して,沼沢湖一周に向う。駐車場のところを通ると,ちょうど,道の駅で話しかけてきた女性とその家族が駐車場から出てきたところだった。「これから泳いで来ます」と一家は元気に湖に向って行った。
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只見川を右に見て走る
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沼沢湖の湖水浴場
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木陰の続く快適な道をチンタラ走るも,コースがよくわからない。とある集落に入って行き(左),第一村人を発見して訊ねた。「この道を道なりに行けば沼沢湖だよ」との言葉にエッチラと登ってみれば,あらら,さっき下ってきた道にぶつかってしまった。やり直し。もう一遍戻って「沼沢湖を一周する道を教えてください」と正しい質問をしてみた。「それなら,あそこの道を左に曲がって行く道かなぁ」と。ついでに水まで頂いた。ありがとうございます。教えてもらった道も結構登る。この周辺は登りと下りしかないような感じだ。ダラダラと登って炎天下をチンタラと走っていると,なにやら標識の沢山付いた分岐に出た。で,記念撮影(右)。それにしても暑い。この気温で登りで頑張ったりすると少々やばい気がするので,決して頑張らないことにする。登りはすべてインナーローだ。:-D 急勾配の道を下ると左手に「沼沢湖山荘」なるものが現れた。
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味わいのある集落がポコッと現れる
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どこを走っているのか全く分からない
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この山荘(上段左)は元々小学校だったものを宿泊施設として改修したものらしい(上段右)。折角だから,ここで休憩することにする。補給食を喰らい,缶ジュースを2本も呑む(下段左)。とにかく,いくらでも呑める感じだ。汗がどんどん吹き出してくる。山荘の管理の方にパンフレットを頂く。あ,煎餅も頂いた。ありがとうございます。で,帰宅後,女房に言われて思い出したが,この辺りって,例の,母親の首を切断してしまった高校生の実家の近くらしい。しばらく休んでから出発。直ぐに沼沢湖まで登ってきた分岐に出た。ここからは来た道を戻る。
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ほとんどくたばりかけているオレ(太いなぁ〜)
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なぜか元気な加藤さん
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沼沢トンネル(例の V 字型トンネル)の手前で川を進む遊覧船のようなものを発見(左)。どこから発着してるんだろう? 右が沼沢トンネルの入り口の標識だ(右)。トンネル内が 9% の勾配の下りって普通はないだろう。下り切って,今度は出口に向って 9% の登り勾配である。このトンネルの中の最下部で車から声を掛けられる。誰かと思えばくみこさんだった。くみこさんのお姉さんご夫婦と一緒のドライブらしい。加藤さんが,沼沢湖に行くから,みんなで来てみたらという話に乗ったらしい。ここからセッセと走って無事に道の駅に到着。途中,加藤さんの西山温泉郷を経由しようという提案は強硬に却下。この気温でこれ以上登りは走りたくない。なにしろ,既に午後2時で気温は既に 35℃オーバーである。結局,最高気温は 36℃オーバーだった様子。結局3時間半ほどかけて走った距離は僅かに 53km ほど。ま,ツーリングだから。:-D
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只見川を進む遊覧船?
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沼沢トンネル
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さっさと機材を片付けて風呂に向う。道の駅でもよかったのだが,加藤さんの折角だからという言葉に従って,西山温泉郷に向う。狭い道をグリグリと走りようやく「せいざん荘」というところに着いた(右)。この西山温泉郷というところは,7軒ほどの温泉宿があるらしいが,すべて源泉を持っているらしい。もっとも,近くに地熱発電所があるくらいだから,どこを掘ってもお湯くらい湧き出すのだろう。お湯はなかなかよかった。それにしても,走り終わった後の体重が 85kg ってのは,...。○| ̄|_
で,これまた折角だからということで西山地熱発電所を見学に行く(左)。山肌をウネウネと蒸気パイプが走る姿は圧巻だ。PR 館に入ってしばらく過す。地熱発電の仕組みを理解したぞ。^^; それにしても,地下1500m の岩石ってのは熱水による晶析作用で鉱物結晶がえらく奇麗である。
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せいざん荘(入浴料は310円,村人は210円)
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西山地熱発電所
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さて,ここからが迷走特急・加藤号の面目躍如だった。:-D 10年以上前('95)の地図を見ながら,「この道を通って帰りたい」と言うものだから,たまたま持って行った昨年買ったツーリングマップルを見れば,...そんな道はない。というか,途中で消えている。でも,まあ,行けるだろうということで加藤さんリクエストの道を選ぶ。が,(オレの)地図は正しく,何回やってもお目当ての場所に行かない。グルッと回って元の位置に戻る始末だ。それにしても,この辺りの集落というのはなかなか風情がある。熊の出そうな山道を走っていると,突然集落が現れるのである。同じような屋根の形で同じような色に塗られた家々が十数軒。神社などもあり,なにか古から連綿と続く風習の香りなども感じられて,非常に興味をそそられた。
結局最後はツーリングマップルに従って全く別のルートを通って R252 に入った。こんなことなら,最初からオレの提案した「博士峠」を通るルートの方がよかったかも知れない。R252 からは来た道を戻る。喜多方の辺りで,真っ直ぐの道なのに,なぜかガレージに突っ込んでいる車を発見。警官が来て現場検証中だった。7時頃に自宅着。ビールが旨い。^^;
ということで,この夏の最高気温を記録した日の炎天下の会津地方ツーリング&迷走の記録であった。:-D