'06 米沢ー男鹿 300km ファストラン完走記

2006年5月6日(土)〜7日(日)

天気:6日は薄曇り時々晴れ,気温22℃,7日は雨のち曇

参加者:落車王,加藤オヤヂ,ししど,まっちゃん,俊光,ほすな

うぇぶあるばむ


 いつも5月末の土日に計画されていた丸山工芸改め東北エンジニアリングプラスチック主催の「米沢ー男鹿 300km ファストラン」であるが,今年は他のイベントなどの関係,他の方々にもご参加頂くために,5月の GW 中の開催となった。ちょっとした心配は日の長さと国道の交通量の多さである。なにしろ,休憩時間も含めて12時間は掛かるために,スタートは早朝で,到着は夕方になる。で,GW 中の行楽客の車が多いだろうことは容易に想像が付く。でも,まあ,なんとかなるべ。:-D

脚作りに関して

 自分の脚の方がむしろ深刻な問題だった。なにしろ,米沢の春は遅く,今年も4月に入ってもなかなか走行距離が延びずにいた。ようやく4月の半ばからそこそこの距離を踏むことが出来るようになった。最初が落車王どのと一緒のロード練習で,このときは 145km ほどで両足が攣りそうになった。走り終えてからの疲労感も甚だしく,こんなことで大丈夫かとますます不安になった。平地のスピードなども全く足りない。それからは週末ごとに 200km オーバー,できれば 250km を走ることを半分義務づけた。そんなこんなで,この調子なら走れるかなと思えたのは4月末の土日だった。そして5月3日に落車王どのと 200km のロード練習を行い,大した疲労感もなく走り切れたことから 300km も大丈夫だろうとようやく思えるまでになった。なんだかんだで,4月15日から5月4日までで,ロードでの総走行距離は 950km 程になった。これくらい走れば短期間で脚もほぼ出来るということが確かめられたのは一つの収穫だった。

さ〜て,走るぞ!

 当日の朝は2時起床。細々した準備をしたり,食事をしたりして,ザックを背負って真っ暗闇の中,3時15分頃に加藤家に向かってゴー。なんかえらく暖かい朝だ。3時半頃に加藤さんと一緒に旧丸山工芸駐車場に向かって(車で)ゴー。当初,4時スタートの予定だったが,まだまだ暗く,国道走行は危険が危ないということで10分遅らせてスタート(大した違いはないかも,..)。ライトとテールランプを装着しているのはオレだけ。そんなわけで最後尾を走行。先頭を引くのはまっちゃん。落車王どのと俊光,ほすながそれに続く。オレと加藤さんは4人から離れてのんびりペースで進む。上山の手前で凸凹の舗装路を調子に乗って飛ばしたせいでリム打ちのパンク。チューブには奇麗に「ヘビの噛み痕(スネークバイト)」が,..。パンクするのは4年振りくらいカモ。:-D このコルナゴに乗ってからは初めてのパンクである。チューブを交換して先に行ってしまった4人を追う。途中で待っていてくれた4人と合流。

 それにしても,今年のペースは異常に遅い。村山の道の駅が最初の休憩地点だが,ここまで2時間30分以上掛かっている。お陰で滅茶苦茶ラクチンである。今回で3回目であるが,一番楽である。最後尾からヒラヒラと鼻歌交じりで付いていける。:-D が,ラクチンと喜んでばかりもいられない。下手すると日没回収という最悪の事態になりそうだ。休憩時間も含めた平均時速 25km/h で12時間掛かる。休憩も入れて平均 25km/h ということは,走行中は多分ほぼ 30km/h イーブンのスピードが必要だ。これでは遅過ぎるとまっちゃんに喝。:-D 道の駅むらやまを出発したあとも,全然スピードは上がらない。集団から離れてヒラヒラ状態で走っても全く問題なしのスローペースで終始。あまりにも遅いので遅れたほすなを引っ張って,まっちゃん&落車王のところまで戻したりしていた。

 舟形町から脇道に入る。ここで,まっちゃん,落車王,ほすなの3人が先行する。オレと加藤さん,俊光が遅れる。俊光が今シーズンほとんど走っていないようで,ちょっとした登りで遅れる。元エリートライダーの名が泣くぞ〜!!:-D で,ここから 47 号線に出るところでミスコース。お陰で少し長く走る羽目になった。10% 近い勾配の短い坂も登らされたし。^^; 

 次の休憩地点は「白糸の滝ドライブイン」。この手前で加藤さんが道の駅みたいなところで「腹が減った」とうどんを食いだしたので,先に行こうと俊光と先行。えらく調子が悪いようなので 28~29km/h ほどで極々ジェントルに引いてあげた。:-D この程度のペースだと心拍は 140 以下。:-D 最上川沿いの新緑が感動的なほどに美しい。≧∇≦

 白糸の滝ドライブインで距離は 130km ほど。先行していた3人は30分も休んだままとかで,このままでは本当にまずい。加藤さんが通過したので我々もスタート。どこかのおじさんが自転車のボトルを指さして,「これはなに?」「水です」「ああ,そうか」。で,今度は「どこまでいくの?」と訊かれて,「男鹿半島です」と応えたら目を丸くされた。まあ,ここから 170km ほどもあるからね。^^;

 47 号線をしばらく行き,橋を渡り345 号線に入る。向こうに立川の風車群が見える。先行している加藤さんがきちんとこのコースに入ったかどうか確認の電話。「大丈夫だから,早く来い!」との返事。^^; では,行きますか。遅れるんじゃないぞ,俊光&ほすな。ここから 32km/h ほどを維持して,俊光とほしなを引き連れて走る。ず〜っと前方をオレンジ色の点が移動していくのが見える。本当に視認性の高いジャージである。やがて,先行していた3人と合流。ここからもず〜っと 32~34km/h で一人で引き続けた。後ろには,まっちゃん,落車王,俊光。加藤さんとほすなは切れたようだ。ここからは吹浦の7号線との合流地点のコンビニまで引きっ放し。次第に頭の中が白くなり,所々で 35~37km/h くらいまでスピードが上がる。チェックポイントのコンビニ到着は午前11時20分頃。ここまでで 170km 弱。この分ならあと5時間で着くだろう。なんとか先(完走)が見えてきた。ここで大休止を取る。カップラーメンのしょっぱい汁がメチャクチャ美味しい。^^; ほすなと俊光はここで回収車の人となった。加藤さんは遅れて到着して食事中だったので,オレと落車王どのとまっちゃんは先に出ることに,..。

 ここから7号線の緩やかなアップダウンを 30km/h を維持して引きまくる。7号線は車が多くて少々閉口した。なかには,自転車に向かって怒鳴る「脳みそに障害のある」バカどももいた。が,走っていると車もバカも次第にあまり気にならなくなるものだ。なにより,3台の自転車が 30~40km/h のスピードで走っていると,車も若干の遠慮をしてくれる場合が多い。全員ダークなアイウェアを着けて「コワモテ」を演出すればさらに効果的だろう。:-D この区間でも,途中で次第に頭の中が白くなってきて,登りのインターバルが始まった。ダラダラした登りを 38km/h ほどでガンガン引く。後ろを視ると二人はシッカリ貼り付いている。切れてくれれば,こっちも止められるんだが,..。で,結局しばらくこの滅茶苦茶なインターバル的走りを続けることに。^^; それにしても,これだけ引きずり回して切れないんだったら少しは引いてくれなんてことも考えていた。:-D 正気に戻ったところで,230km 地点のコンビニで休憩。結局,白糸の滝ドライブインから 100km ほどを引かせてもらった。登りのインターバルといい,大変いい練習になりました。ありがとうございました。:-D まっちゃんには,昨年のセンチュリーランの半分ほどの恩返しは出来たでしょうか?^^?

 残りはようやく脚が廻りだしたまっちゃんが引く。「少しゆっくり目で行くぞ」と言ってたものの,いざ走り出すとオレが引いてたときとそれほど変わらないスピード。なんだ,まだまだ元気じゃん。^^; そんな話をすると,やはり,まっちゃんも前に出てしまうと次第に視界が狭まり,馬車馬状態になるとか。:-D う〜む,先頭を引くという行為にはドーパミンブチュブチュ効果があるらしい。^^; そこからはオレが引いたりまっちゃんが引いたりしながらいよいいよ標識には「男鹿」の文字が,..。それにしても,12時間走り続ければ「男鹿」の標識が視られるというのは凄い。長距離を走ったときにいつも思うのは,自転車ってのはつくずく凄いもんだということだ。

 男鹿半島を回る道路に入って,ますます脚は軽くなる。^^; メータの走行距離は 300km を越えた。いよいよ宿の手前。ちょっとした坂を登っていると後ろから落車王どのが大きな声で叫んだ。たまたま,まっちゃんの後輪の脇にオレの前輪がある状態で並走していた。で,まっちゃんが落車王どのの声で振り向いた途端にまっちゃんが右に寄った。「うわっ,寄るな〜〜」と大声出したけど遅かった。まっちゃんの後輪にオレの前輪がハスってなんとも余計かつ無様な落車。(´д`;) 後ろから車がきていたこともあり,かなり焦った。幸い,スピードはほとんど出ていなかったので怪我などはなかった。後ろにいた軽自動車の運転手が降りてきて,「大丈夫ですか?」と。すいません,こちらのミスです。ご心配頂いてありがとうございます。^^; ディレーラー側から倒れたのでちょっと心配したが,大丈夫だった様子。いかった,いかった。^^;

 で,午後4時半過ぎに無事に到着。サポートカーもちょうど追いついて全員到着。加藤さんは 250km くらいのところで強制的に回収車に乗せられたとか。^^; 完走者は,落車王どの,まっちゃん,オレの3人。このイベントでのオレの完走率は 100% である。<(`^´)> 走行距離は 301.2km,休憩も含めた所要時間は 12時間半だった。前半のスローペースを考えれば上出来であり,我ながら集中してシッカリ走れたように思う。肩と腰は大分痛んだが,疲労感はさほどでもない。これまでで一番楽に走ることが出来たように思う。う〜む,過去最強ではないのか?:-D 今回も補給は巧くいったように思う。結局補給は,小さなあんパンが4個,ゼリー2つ,小さな醤油煎餅4枚ほど,カップ麺1つ,稲荷寿司(3個入り)1パック,おにぎり1個,バナナ1本,種無しプルーン8個(カリウムを摂るのに最適),水ボトル5本分程。

完走の落車王どのとまっちゃん

この食事はどこかおかしい〜〜〜・・・

 風呂で汗を流して,ストレッチなどをしていると飯の時間である。なんでも,食い切れないほどの魚が出ると言うので,ドレドレと会場に行ってみると,...ゲゲゲ?@o@/// この量は何ですか? これを一人で平らげる人間がいるのですか?

これが一人前で,これに鯛とヒラメのお造りの大皿が,..。

 お陰で,三皿ほど手を付けることが出来なかった。軽く呑んで10時前に就寝。まっちゃんは沢山呑んだ様子。:-D

翌朝は雨

 腰が痛くて夜中に2度ほど目が覚めた。あんまり痛いので持ってきた湿布を貼って,水を飲んで再び眠りに就く。さらに,まっちゃんから夜中に一発膝蹴りも喰らった。6時ごろに目が覚めた。腰は痛いものの疲労感というものはあまりない。が,外は雨。夜中から雨音がしていた。本来なら今日は男鹿半島のツーリングの予定だったが,まあ,昨日沢山走ったからあまり未練はない。朝飯をたっぷりと食べて,9時少し前に車で出発。

 男鹿半島をグルリと一周して入道崎で土産物屋を冷やかしてから帰途に就く。昨日自転車で走ったコースを車で戻る。なんか変な感じだ。昼飯に入った蕎麦屋でビールと日本酒を呑んだのが運の尽きで,そのまま落車王どの,まっちゃんとオレの3人で車中宴会へと突入。

 6時ごろに高畠の落車王どの宅に到着。「寄っていけ」とのお言葉に甘えて,「反省会」に突入。美味しいお酒と肴を頂きまして,いつもいつもご馳走さまでございました。迎えに来てもらった女房の車で途中加藤さんを降ろして,帰宅したのは9時半過ぎ。そのまま食卓の椅子で「あしたのジョー」状態で眠りに就いたのでした。

 企画して頂いた落車王どの,サポートカーの運転をして頂いた方々,参加者各位に感謝いたします。

 最後に心拍データです。ちょっと押し忘れて距離が短めになっています。休憩中はストップしたので時間はほぼ実走行時間です。今回時間が掛かりすぎです。最初のスローペースが結構影響してるようです。また,最高速度はノイズですね。^^;