宮城センチュリーラン '05

2005/6/5 (Sun)

天候:晴れ時々曇り,福島側は霧,気温:18~24℃

by M.Shishido@Team HOSHI


 今年もやってきた宮城センチュリーラン。正確には,「宮城県センチュリーライド」。今年は試験的に 200km のクラスを作ったらしい。ならばと,そのクラスへの参加を決めたのは春の陣の前夜祭の呑み会の時。^^; まっちゃんと二人で出ることにした。距離に対する不安はあまりなかった。ダラダラと当日を迎えたのだった。

 今回は準備らしいことは何もしなかった。前日に On The Way に行って「食べるO2(酸素)」とかいう比較的高価で少々怪しげなものを購入したくらいか。^^; もともと「ベスパ」というバームの親分みたいな奴を買いに行って,それがなかったためにご主人に勧められたのだった。駅伝の選手なども試しているらしく,効果はあるとのこと。それと,レーサーパンツ(アソス)とオレンジジャージは新調。ついでにタイヤも新調した。タイヤは懐も心細かったので,コンチネンタルのグランプリ 3000 という,現在の奴の一段下の製品。さらに,若干ハンドルバーを上向きにしてアップライトなポジションにしておいた。あら,結構いろいろとやったかも。^^;

 でも,実は一番の心配事は自分自身の中にあった。その前の日曜日に午後から次の週に向けて身体に負荷を掛けておこうと,80km ほどの距離をかなりの強度で走ったのだった。その後,加藤さんの自宅で BBQ に参加してそれなりに呑んだ。で,火曜日辺りから,朝起きた時から得体のしれない怠さと眠気に悩まされることになった。どうも,おかしい。大分以前になるが,酒の呑み過ぎでアルコール性の肝障害をやったときのことである。ジョギングなどしていると,いつもなら30分も走ると身体が楽になって気持ちよ〜〜くなったのに,妙な苦しさが最後までつきまとった。で,一月に一度風邪で高熱。あの感覚に少々似ている。こりゃ,しばらく断酒か。Shall We dansyu? :-D

 当日の朝は3時半に起床。飯を食って,おにぎりを用意して,4時過ぎには星輪店へ。5時少し前に出発。が,名取の手前で加藤さんの車がオーバーヒート。ラジエータに水を入れるも,その蓋を紛失。@o@/// 時間は刻一刻と過ぎていく。200km 組は出走時間も早い。丸山さんの車に乗せてもらって一足先に会場へ。ギリギリで間に合う。準備が終わったのは出走5分前。

200km のスタートを待つオイラ(左)とまっちゃん。ふっ,太い!@o@///

 8時3分頃にスタート。200km 組は二組に分かれて出走。オイラとまっちゃんは二番目のグループ。スタートして,名取サイクルスポーツセンターの中の松林の中を淡々と走る。一般道に出たのでスピードを上げる。実は,この時点で既に体調がおかしいことには気付いていた。ハンガーノックの状態に近いようなおかしな怠さが,..。集団を引いたが,やっぱりどこかおかしい。大した運動強度でもないのに心拍が妙に高い。身体も怠い。後ろの方には何人かがぶら下がっている。トライアスロン系らしき人が2名,青森のアンブレイカブルの方々(昨年の一段違う走りを披露してくれた人とは違っていたようだが),そしてその他。最初のチェックポイントから川の堤防に入る。ここで,後続が離れてまっちゃんと二人に。が,どうにも怠くて苦しくてとても引けたものじゃない。ケイデンスを上げるとやたらに辛いので,仕方なくギヤを掛けてゆっくり廻してまっちゃんに付いて行くことにした。

 海の近くまで来ての第2チェックポイント。ハンコを貰っている間に後続が次々に来る。走っている時には後ろに見えなかったが,それほど離れてはいないらしい。青森のアンブレイカブルの方もいたが,やっぱり昨年のとんでもない人とは違う様子。まっちゃんの「集団で行くか?」に,「いや,先に出よう」と(引けもしないくせに。:-D)。で,二人で走り出した。やっぱり,辛い,..とにかく辛い。しかも,集団から切れる~とという時の辛さじゃないのがどうも変だ,.。心拍はずっと 170 オーバーで身体の怠さは相変らず。この辺りからアップダウンが次第に現れる。大丈夫かと戦々恐々。が,登りにはいってみると,踏み込むことができる。港の大橋もアウターでそれほど苦しくなく登り切れた。ハンガーノックの時は出力が出ない。やっぱり,なにか違う。そこから始まる軽いアップダウンはえらくきつかった。幸い,まっちゃんも本調子というわけではないので,登りはほとんど一緒のペース。スタート後,2時間40分程でフル(160km )の折り返し点に到着。ここで折り返せれば楽なんだが,.。^^;

 ここからさらに進む。が,コースが判り辛く,またアップダウンもあって結構脚に来た。コースが判らなくてスピードダウンしていると,トラックに乗った見知らぬおじさんが,「ここを真っすぐに行って突き当たりを左,それから直ぐに右だ」などと教えてくれた。そして二度目の曲がり角までずっと並走してくれて,最後に「ガンバレよ〜」と去って行った。あのおじさん,なんだったんだろう?なんでコースを知っていたんだろう?^^? その後も地図確認で立ち止まること数度。軽いミスコース一回。お願いだから,解りにくい個所には小さな看板くらい立てておいて下さい。このセクションもまっちゃんの作ってきた地図なしにはどうなったことやら,..。ようやく 200km の折り返し点に着いたのは,3時間25分ほどだった。にーちゃんが所在なげにコンビニの駐車場で待っていた。^^; バナナを補給して直ぐに出発。ここまではずっと左前方からの軽い向かい風だった。

 ここでちょっと補給の話を,..。

 長い距離を走ると後半決まって脱水&ミネラル不足になる。汗っかきの宿命なのだろうが,そのお陰で後半にパフォーマンスが落ちるという経験を何度もしている。そこで,今回は補給食に,梅干しを入れて塩をたっぷり振った,2,3口で食べられるサイズのおにぎりをジャージのポケットに用意していたのだが,ここまでの往路でようやく2個を食べた程度。吐き気がして呑込めないのである。さらに,水を飲むと胃がキリキリ痛むという症状も出てきた。ゼリーはかろうじて受け付けたので,ゼリーとバナナ2本はなんとか胃に流し込んだ。

 さて,復路である。早い時間に復路に入りたかった理由は風向きである。コースは海岸線と平行に走っている。往路は左前方からの向かい風だった。いわゆる海風である。海からの風は冷たく,太陽で暖められた田んぼの水からはもうもうと霧が湧き出していた。このまま海風で風向きが変わらないなら好都合である。幸い,復路はすべて追い風基調で大分助けられた。

 いつもなら 100km 超えた辺りから調子よくなるのに,今日は全然ダメ。まっちゃんの後ろに付いていくのが精一杯。食べようとしたおにぎりは一口食って吐き気がして捨ててしまった。あとは,復路は水のみの補給に,...。水を飲めば胃が痛んだ。何度か止めようかと思った。でも,とあることから少々願掛けに近いようなことも考えていたので,止めるに止められない。4時間過ぎくらいにはあと2時間以上,この辛さが続くのかとなんとも暗澹たる気持ちに,..。多分,今日の自分の顔を写真に撮れば,これ以上ないくらいの情けない顔だったに違いない。

 途中で加藤さんを発見。もう脚が残っていないような感じだ。登りで置き去りに,..。^^; が,ここらの登りはこちらも踏み込めば両足の太股が吊る状態に,..。それをだましだまし走る。急激な負荷を掛けると吊るので,ジワーッと踏み込むとで言えばいいのか,..。

 往路の第2チェックポイントだった個所でスタッフをしている知り合いの佐々木氏と会話。で,水だけを貰う。残りのゼリーを流し込む。バナナすら受け付けなくなっていた。ここから約 40km ほど。もう何が何だかわからない状態でひたすらペダルを踏み込む。辛いんだか,回復したんだかわからない状態。橋を渡り,仙台空港の近くまで来た時にはえらくホッとした。最後の CSC の松林の中で,意識的に切れてまっちゃんを先に行かせた。200km のほとんどを引いてもらって,一緒にゴールはとても出来ない。これが自転車乗りの最低の仁義である。:-D タイムは 6 時間 23 分くらい。タイムはまあまあ。でも,内容は最悪だった。結局,200km のほとんどをまっちゃんに引っ張ってもらう始末。帰りが追い風じゃなかったらと思うとゾッとする。

走行中のデータ

 走行中のデータを見ると,走行中の心拍はずっと 170 前後。約6時間半の平均心拍 167 という体たらく。いやはや,我ながらよく付き切れしなかったと思う。それにしても,持久系の運動でのまっちゃんの偉大さを改めて認識した一日だった。ゴール後は脱水で倒れ込みそうだった。脱水の場合には,運動後ミネラルの入った飲物を摂ると上顎の咽の手前の部分が猛烈に痛む。その症状が出た。ただ,脱水に気をつける余りに,水分をあまり摂ると胃液が薄まって消化能力が落ちる。一体全体,どのように補給したらいいものか,..。ツーリング気分で長い距離を走る場合には,所々での大休止があるので,十分補給できるのだが,今回のように走行中の補給がメインになるととたんに補給の下手さが露見する。

 それにしても,情けない結果と多くの課題を残したセンチュリーだった。これまで何度も出ているが,これほどひどい状態だったのは初めて。#もっとも,付いて行けずに切れたこともあるが,..。

 風呂にはいってしばらく横になっていたら,ようやく気分が良くなった。で,レストランに行ってビザとビール。んまい。* ̄∇ ̄* これでようやく元気になった。その後美晴寿司にいって上にぎりとビール。これでやっと人心地が付いた。

 最後に,運転の方々,そして一緒に参加された皆さま,そして特にまっちゃんに感謝です。

後日談:走り終わって,水分摂って回復し始めた辺りでピザとビール,さらに帰りがけに寿司とビール,そして帰宅してビール。どこが断酒なんだか。でも,翌日からあの妙な怠さは消えた。一体なんだったんだ?