菅沼峠(撤退編)

2003/11/24 (Mon)

天気:薄日は差すが曇り,気温:7℃

by M.Shishido@Team HOSHI


 以前から少々気になっていた峠がある。三上氏のホームページ(Pass-Hunting!「峠」の世界)で,「出羽を巡る峠たち」に紹介されてた,三上氏自身も未踏の峠である。名前を菅沼峠といい,飯豊町と川西町玉庭を繋ぐ道である。直ぐ近くを走る,県道8号はロードの練習コースでもあり,今年も10回以上通過している。その直ぐ近くに古くから(だと思うが)の道があり,そこに名前の付いた峠があれば,訪れてみたくなるのは人情である(そうでもないか?)。知り合いは,この練習コースの玉庭から白川ダムに行くときにいつも通る峠を「菅沼峠」と呼んでいたのだが,地図を見ると,その舗装路の峠に名前はついていない。で,その脇に「菅沼峠」なる記載があった。こっちが本物だ。暇を見てダウンロードしておいた地図でルートを確認すると,白川ダムへの県道8号のピーク(飯豊町との境)から飯豊町の方に少し降りた辺りで右手に分岐している実線の道と,玉庭から山中を伸びている点線の道とがある。なにぶん,二万五千図で点線になっている道であり,現在でも通行可能かどうか大分怪しい。3連休の最終日,この秋(初冬?)最高の冷え込みを記録した日(氷点下 3℃),昼頃になってようやく霧が晴れてきたので,この「菅沼峠」に行ってみることにした。今年最後の走り納めになるかも知れない。12時頃にマウンテンバイク(Ohtake + Showa shock)に乗って出発。

 121号線,逆沢経由で,**峠(名前失念。御伊勢峠の一本北側の峠)を越えて40分程で玉庭に到着。峠を下り,どこまでも真っすぐに行く。小学校を左手に見ながら玉庭から小松に至る道を横切ってどんどん進む。と,道はいきなり細くなりダートになる。細いとは言っても大型トラックが通れるほどには広くてよく締まった道だ。すっかり葉の落ちた林の様子や脇を流れる沢を眺めながら緩やかな勾配の林道を登っていく。次第に勾配はきつくなるが,最大でも 8~10% 程度だろう。それも瞬間的で距離は短い。地図の等高線を子細にチェックすると,途中で小さなピークを越えてそれからしばらく下り,最後に菅沼峠への登りに掛かるらしい。地図通り,途中小さなピークを越えて僅かに下り始めると,別荘風の家が4,5軒建っている場所に出た。こんな山の中に何を好き好んで,..?地図に記載されているのはその中の一軒だけ。家々に至る道も,今自分が走ってきた林道しかないようなところになんで?冬の間除雪はされるのか?それとも3シーズンだけの別荘なのか?車も停っているし,人はいるようだ。そんなわけで疑問は尽きない。^^? 

 それにしても,地図に描いてある分岐がどうもはっきりしない。まあ,走ろうとしているコースは分岐に入らずに真っすぐに道なりなのだが,現在位置の把握には分岐の情報は重要だ。二万五千図は地形を読むという点ではいいのだが,道路(特に古い道)や家屋の記載には,地図作成年が古いだけに今一つ信頼性がない。自転車に搭載できるハンディ GPS があるが,次の物欲の対象はそれになるかも。:-D とりあえず,方向に間違いなさそうなので(一本道でもあり)構わずに進む。熊さん出てこないでね〜・・db(^^; 

 いよいよ道が荒れて細くなってきた辺りで地図上で目印にしておいた神社を左手に発見。雪囲い(ブルーシートを被せられてロープで縛り上げられていた)のピラミッドのような形から,てっきり炭焼き小屋か?と思ったのだが,近くに行ってみれば神社だった。よし,間違いない。この先に分岐があって,それを左に入ればいいはず,...。ちょっと,進むと,お,分岐だ..左の道はと,..ゲゲ,@o@// まるっきりの廃道じゃないか。一応入り口は判別できるが,一人で初冬の寒空の下,自転車担いで入っていくのはためらわれる道,..。でも,まあ,少し先まで行ってみようかと,ドロドロの道を自転車を押しながら進むと,ものの 20m ほどで道は消えていた。僅かに道跡のようなものと思われる痕跡が目の前のススキの野原に付いている。地図上の方向と地形的には目の前のススキの野原を突き進めばいいはずではあるが,.....。う〜む。電柱が立って電線は走ってるし(恐らく電線を辿って行けば行けるようにも思う),雰囲気もそれほど山深いという感じではないのだが,..。しばし佇み少考。結果,潔く撤退することに。ということで,玉庭側からのアプローチは失敗。久しぶりにとれとれバイクのコース探しのような気分を味わった。

 さて,残りは白川ダム側の県道8号からのアプローチということで,いつものロード練習の道を途中の集落まで走ったのだが,..。う〜ん,時間もないし,さっきからずっと陽が陰って寒くて仕方がないし,...。しばらく走りながら考えて,...もう,今日は止めた。ということで,菅沼峠行は失敗した。帰りは玉庭スキー場の脇を通って,121号線をひたすらロード練習。帰り道で身体は芯まで冷え込み,手足の先どころか上半身の感覚がなくなるほどだった。帰宅して,泥だらけの自転車を洗って軽く整備してから,熱い風呂にドボンでホッと一息。来年の春先にでももう一度行ってみよう。それとも,今年中にあとワンチャンスくらいあるだろうか?どうも最近単独行だと直ぐにあきらめてしまっているような気が,..。^^;