恒例の秋のロード合宿(?)顛末記

2005 年 10 月 9~10 日(日~月)

M.CCdo@Team HOSHI

恒例の秋のツーリング。今回は福島県の相馬市まで。コースはすべて舗装路。
ということで,まさにロード練習のようなツーリングになった。
以下はその個人的顛末です。暇に任せて書きなぐりました。えらく長いです。
覚悟して読んでくだされ。お忙しい方,どうもすいません。


10月9日(日)曇,小雨

さて,相馬に向かいますか・・・

 起床は5時。今日は星輪店に7時半までに集合です。ということで,そこから逆算して5時半過ぎには散歩に出発し,6時半頃に帰宅。

 帰宅後,急いでドンブリ飯を2杯掻き込んで,バタバタと準備。なにしろ,今日は 100km 以上の距離を走るのですから,腹いっぱいが必要条件です。いつものロード練習に出る格好で,着替えとその他の入ったザックをよいしょと背負い,それではと星輪店に出発進行。

 途中でなんかシューズが緩いなぁと思ったら,あちゃ〜・・レーサーシューズのインソール(靴の中敷)を忘れました。先日,雨の中をロード練習したときに濡れたのを抜き出して乾かしていたのを,そのまま入れないで履いてきてしまいました。長距離の時には効果絶大なんて周囲に吹いておきながら,..。まあ,大勢に影響なしでしょう。:-D #実際になかった。なんのために6千円も出して高いインソールを購入したんだか,..。まあ,今日はインソールの効果が現れるには距離が短かすぎたということにしておきましょう。そうだ,そうに違いない。:-D

 星輪店には7時半ちょっと過ぎに到着。加藤さん,永島ご夫妻,渋谷さん,保科,光が勢揃い。渋谷さん,お腹の調子が悪いようで,ティッシュを沢山持っての走行になるらしいです。万が一のときにはお声掛け下さい。他のみんなと「友情の輪」を作って差し上げます。* ̄∇ ̄* ただし,オレは風下側は遠慮します。:-D 加藤さんは,今日は保科のキシリウムを装着。後で感想をお願いします。

 相馬まで自転車で走りましょうという物好き6人(オレ,加藤さん,永島さん,渋谷さん,保科,光)は,8時少し前に星輪店を出発し,自転車道路を走り,次の集合場所の高畠ワイナリーに向かいます。そこでもう一人の物好きの俊光と,「相馬まで行って家族サービスして旨い魚を食ってこようかい」というご一行様(12名?)と合流して,いざ,最初の試練・鳩峰峠へ。その前に待ち合わせでロスタイムが一杯。折角温まった脚が冷えます。不思議なことにのんびりしたスケジュールはマウンテンバイクに乗っているときには気にならなくても,ロードレーサーに乗っているときは気になります。「早く,早くぅ」という感じです。

まずは,鳩峰峠で軽く苦しみましょう

 399 号線をセッセと走ります。#それにしてもオレってロード乗りとしては最悪の体型だな。○| ̄|_

 鳩峰峠を高畠側から登るのは実は初めて。初体験にワクワクドキドキ。永島さんを従えて,先頭で登りに突入。オレごときが先頭で入ってもいいんでしょうか? 付いてくるのは,俊光,保科。全員,オレよりも登りは遥かに速いくせに,ドン亀のオレの後ろとは,...人の道に外れていませんか?:-D

 よ〜し,少し反省させましょうと,火事場のくそ力を絞り出し,最初の登りを 17~18km/h で引っ張ってみましたが,如何だったでしょうか? こっちは内心では,辛くて,辛くて,..。下手をすれば,口から鼻からドンブリ二杯分の飯がリバースする危険すら,..。いくら旨くても同じ飯を往復二度味わいたくありません。:-D

 登り始めて1キロちょっとくらい(2キロ?)の地点で「ダメだぁ〜」と叫んで集団から後方に離脱しました。一杯一杯です。心拍は 187 程度まで上がっていました。「あのままの速度で行かれたらどうなることかと思っちゃいました」とのコメントを頂きました。引いた甲斐があったというものです。社交辞令とはわかっているけど。どんどん離れる3人をお見送りです。ふと上を見上げると,標高差で 100m 程もあろうかと思われる遥か上方の斜面にガードレールがウネウネと見えます。あそこまで登るんですか? マジですか? このコース設定はツーリングという遊びに名を借りた「いじめ」ではないのですか?

 その後,俊光も保科も手を抜いたらしく談笑しながら登っているようです。なんて奴等だ。今回のロード合宿をなんだと思っているんだ? 許せません。追いついたら一発ひっぱたいてやろう。:-D セッセと(ゼーゼー言いながら)走りましたが,結局ひっぱたくことはできないまま,手を抜いて登った二人に3分程も差をつけられて鳩峰峠到着。登りのスピードを当社比で3割程もアップさせないと勝負にならんです。○| ̄|_

 寒いのでウィンドブレーカを着込んで後ろの到着を待ちます。ムクドリ母さんは暖めてくれません。:-D 寒いし,退屈なので,再度下って加藤さんと合流。有難いことに,もう一回の登りが不安になるほど,下まで降らせていただきました。:-D 合流後Uターン。あら,オレも結構脚に来てるんじゃ? 調子に乗って加藤さんにスピード上げられたらやベ〜なぁと思いながら,エッチラと登って,全員到着。ここで所用のためにスタートが遅れていた斉藤さんと合流。これで相馬まで自走する物好きは合計8人に。

 その後に記念撮影,これこそツーリングの必須アイテムです。これがないとただのロード練習になってしまいます。撮影者の「10−8は?」の声に全員「・・・・・?」。あ,2ですか? 「ニー」ですね。ようやくわかったときには既にシャッターが降りていました。オレの怪訝そうな表情は小学生でも出来る計算に混乱している顔です。^^; この時点で既に10時です。スケジュールは大丈夫ですか?

鳩峰峠にて

摺上川ダムへ

 面白くもないことに天気予報は大外れです。どんより曇って気温は低く,あまつさえ細かな雨まで落ちてくる始末。前線の通過タイミングを予測できないのなら始めから,その旨の予報を出せば宜しいのでは? お陰で,震えながらの福島側へのダウンヒルをする羽目に,..。時折登ってくる,迷惑な車(休日だからといって車で遠出せずに自転車に乗りましょう!!自転車なら高くても車の半分の値段です。:-D)にビビりながらもスイスイとコーナーをクリア。しばらく下ると稲子の集落へ。ここを左に折れれば稲子峠を越えて,七ケ宿に抜けます。ここもなかなかいい登りコースです。稲子の集落を通るたびに,いつも思うのですが,ここの方々は冬はどうしているんでしょうか? 一軒のお宅で屋根の葺き替え工事が進行中でした。

 さらに399号線をドンドン下ります。折角獲得した位置エネルギーを運動エネルギーに変えて,最後にタイヤと路面との摩擦熱として浪費しながらドンドン下ります。ん? するってぇと,オレが今朝食った尊い銀シャリ・ドンブリ二杯分のエネルギーはタイヤと路面との摩擦熱として地球温暖化に若干の貢献をしただけということに,..。:-D

オレ(ふってぇ〜・・(´д`;)) 斉藤さん

 摺上川の渓谷沿いのベルギーワッフルのようなコンクリート斜面を眺めながら摺上川ダムへ(二つの画像は昨年の夏のもの)。ダム湖畔の無意味に立派な道路をまったりと流していると,突然加藤さんが怒濤のアタック(でも,それほどの切れはなし。:-D)。それに反応してしまう,体育会系のサガの俊光。しばらく見送った後,今度は保科が飛び出したので,しゃ〜ないと反応。保科はそのうちタレルだろうと思っていたら,結構粘る。そのうち次第にスピードが落ちてきたので,後ろからド〜ンと加速して,そのまま,先行してた加藤さんをぶち抜き,さらに前の俊光を追いかけます。保科は付いてきている様子。時速 40km の世界。辛い,辛過ぎます。だら〜っとした登りで次第にスピードは低下,..ヤケクソでもう一回加速。もう,後続の都合などお構いなしです。途中で停車していた俊光に気付かずに,俊光どこまで行った〜〜?と,ダムの長〜い坂を時速60キロほどでウィンドブレーカをバタバタバタとはためかせてドンドコ降ります。気が付けば,大分川下まで来てしまった様子。後ろから追いかけてきた俊光と茂庭の辺りで合流。あら,既に先行してましたか。やれやれ,いい練習だったねと3人でしばらく流していたけど後方に誰も確認できず,仕方なしに戻ることにしてUターン。しばらく走っていると,後続が前方から来ました。ということでまたUターン。

 ドンドンと走り,途中,道祖神を拝みます。立派です。立派過ぎます。(。。)☆\(vv;;) ここから飯坂温泉を抜けてゴチャゴチャと交通量の多い,走るのが不愉快な道を敢えて走り349 号線(でした?)から 115 号線に入り,霊山へ向かいます。

道祖神 一同:う〜む・・〜〜 (。。)☆\(vv;;)

 その前に食堂で食事。ここが大人数で入った割りには注文した料理を次々に運んでくれて,この手のイベントにはベストのお店でした。調理時の味見を省いたから料理がでるのが速かったのでしょうか?:-D

拷問ですかい?の115号線の霊山越え

 「霊山子供の村」へは何度か来たことがありますが,そこまでの道(115号線)があれほどいやらしい上り坂だったとはついぞ気がつきませんでした。内燃機関付きの乗り物の力は偉大です。

 最初は,1〜2%程のダラダラの傾斜。得意になってまた俊光,永島さんとスピードを上げます。今日はツーリングでしょ? 後続を待たないの? 知ったこっちゃありません(すいません)。

 勾配とともに,上昇する心拍。この辺りから恒例の契り愛,ちゃう,千切り合いです。スピードと乳酸に耐えられなくなった根性なしが次第に集団から切れていくという,面白苦しいサバイバルゲームです。わかってはいたけど,やっぱり,一番先にダメになった根性なしはオレでした。3% くらいの登りで 20km 後半(30km/h に近いんだもん)で引っ張り続けられたらもういけません。先行する二人と重力とに敢え無く敗退,.しくしく。離れていく二つのオレンジジャージが悔し涙で霞みます(ウソです)。

 そうこうしているうちに勾配 4~5% くらいのダラダラとしたいやらしい登りが始まりました。この辺りで後方より追い上げてきた保科にズバ〜ンと抜かれます。速度で 3~4km/h ほども違うようです。哀しい現実に涙が,..しくしく36。それにしても,峠道らしいけど,どこがピークだか全然わからない道です。しかも,交通量が多く,次第にイライラが,..。ようやく「霊山子供の村」の入り口へ。ここからはほぼ平坦だったはず,...って,ダラダラ登っているじゃないですか,.もう,勘弁してください。○| ̄|_

ロード乗りのサガですか?

 待っててくれた勝者たちと合流し,寒さに震えつつ,近くの豚舎の匂いに辟易しつつ後続を待ち,みんな揃ったのでいざ相馬へ,..。斉藤さんは霊山子供の村の入り口のところのおいしいソフトクリームをしっかり食べたようです。なんてことをしてるんですか。まるでツーリングじゃないですか。:-D 

 ここからはしばらくダラダラとわずかな下り勾配。その後勾配は急になり,なかなか爽快なダウンヒル。時速が 70km ほどまで上がります。重力の恩恵を余すところなく受けてのダウンヒル。最高です。が,その爽快さも勾配が緩くなったところまででした。ダラダラとしたアップダウンでまたしても畏れていた千切り合いが,..。いったい誰が仕掛けたんでしょうか?:-D

 ここでの千切り合いで,永島さんがこれまで見てきた4割増しほどの強さを発揮。距離もそろそろ 100km 程になろうというところ。暑いときにはへばってしまうことが多いのですが,今日は気温が低いせいかえらく強力です。いけません。敵いません。切れたと思ったのに,後ろを見れば,しっかり付いていて,ズバ〜ンと後方からカウンターアタックを噛まされました。ゼーゼーいいながらも永島,俊光,保科のトレインのケツにぶら下がり,何とか機会を待ちます。来ました。格好の登りです。脚もほぼ回復しました。後ろから車が来ないことを確認して,さ〜てと,バーの下を持って,トレインのラインから 2m 程離れて,ケツをあげて渾身の加速開始。ダラダラ登りで時速 45km/h 程に加速して,俊光と保科の「アレ〜・・」という官能をくすぐる断末魔に内心ほくそ笑みながら,後ろを見ると,ゲッ,永島さんがしっかり貼り付いてます。なんてこったい。規則違反です。

 自転車の敵は空気抵抗です。で,前を走る人の後ろに入れば大分楽に走ることが出来ます。いわゆる,スリップストリームです。F1 だけの専売特許ではありません。なにしろ,オレの尻と背中はでかく,そのスリップストリーム効果は満点です。みんな,居心地がいいと絶賛の,まさに「王様の椅子」です。そこにすっぽりと入っている永島さん。しぶとい,今日は本当にしぶといっすね。ではではと再度振り切ろうにも,太股は既に乳酸一杯で,まさにブルガリアヨーグルト状態。これでは切れのない,温いビールのような加速しかできまへん。仕方ないのでここからはランデブーと行きましょう。後方から追い上げる保科を尻目に 40km/h 前後で流し先行して集合場所のコンビニにゴール。この区間は,ギヤを掛けてかなり踏みを入れました。多分,52 x 15,16 くらいは踏んだような。^^;

相馬の宿に到着

 いや〜,いいロード練習だったね,お疲れさまとお互いに健闘を讚え合います。労を労います。あ,ツーリングでしたね。失礼いたしました。ここからはまったりと流して(向かい風セクションもあったけど),午後3時過ぎに今夜のお宿「はやしや」に到着。距離 130km のなかなかいいロード練習ツーリングでした。:-D それにしても,予報を大きく下回る低温には参りました。途中の電光掲示板温度計では 16 ℃の表示。マジですか?@o@/// こっちは天気予報を信じて,アンダーウェアもない,対 22~23℃用の軽装だったので,仕方なくウィンドブレーカを羽織ると,これが暑いし,パラシュート効果で消費体力1割アップみたいだし,..。明日は絶対にアンダーを着ようとココロに誓ったのでした。

 宿に着く少し前から細かい雨が降ってきました。子供たちに海辺を走ってもらう予定でしたがこの雨で中止に。残念でした。でも,子供たちは喜んでいました。自転車嫌いなの?

 宿の部屋が用意できていないという些か手厚いもてなしに一同憤慨しながら,聞くに耐えないカラオケの音の漏れる部屋に荷物を置いて,そのまま風呂に行き,一風呂浴びて汗を流してまったりと,..。風呂から簡易待合所まで戻ると隣のカラオケはヒートアップ。糠味噌も腐るとはこのことでしょうか? ようやく部屋の準備ができましたというので行ってみれば,廊下に前の客のゴミが腐るほど置いてあるという下にも置かないもてなしようです。いささか呆れつつ,ビール呑んで,まったりと,..。夜の宴会の席に着いてみれば,食事(料理)についてなんの説明もないというなかなか素晴らしい客あしらいでして,普段は温厚な加藤さん (:-D) も流石に宿側に苦言を呈してましたね。なんか,客が多くて,対処に困ったおかみさんが,急遽近所のおばさんに全員集合,バイト代奮発しまっせとお声掛け。その結果,おばちゃん達は,オラもオラもとワラワラと仲居さんとしてイベント参加ってなもんだったんじゃないでしょうか? ま,今回だけだという風に好意的に解釈しておきましょう。今度こうだったら承知しないよ。

お膳(ここに刺し身,天ぷら,煮魚,カルパッチョ,茶わん蒸しが追加されるも,事前情報は一切なし。しかも,遅い,..) カラオケを始める子供たち
懐かしのアニメソング集!
屍累々

ビール+焼酎で,ウヘヘヘ〜〜・・* ̄∇ ̄*

 適当に酔っぱらって 10 時前には就寝。それなりの距離を走ったことと,酒のせいで身体とか脚が火照って暑くて何度も目を覚ましました。もう一人,お腹壊して(腸炎か?)ポンポン痛いよ〜と苦しむ渋谷さんも何度も目を覚ましていたようですが,..。明日天気になぁ〜れ!!


10月10日(月)曇,小雨

ま〜た天気が悪いよ

 夜中に咽の渇きと暑さで何度も目を覚まして,それでも4時頃からは熟睡。6時に目を覚ましました。あまり疲労感はありません。昨日,腹が割けるほどに食った刺し身がよかったのでしょうか? 加藤さんが自棄になって舟盛りなんて頼むから,最後は押し込むように鯛の刺し身を食ったのでした。罰当たりそう。:-D 外を観ると,天気わりぃじゃないかよ。(`ε´) 

 7時半に朝飯。光が「もう,走れない〜。いやだぁ〜」とごねています。ダメデス。君が乗るスペースは車にありません。車の席は,お腹壊して昨日から「ポンポン痛いよ〜」状態の渋谷さんがゲットしちゃいました。渋谷さん,ツーリングの時に回収車に乗る確率結構高いです。^^; ということで,光は嫌でも自転車で帰らないといけません。何事もやる前から出来ないと泣き言言わないようにと教育的指導です。:-D ここでも,山盛り2杯のお米を食しました。朝からウナギの蒲焼きです。思わず,腰振りながら,「蒲焼き・・・フォ〜〜〜〜!!」と叫びたくなりました。このエネルギーもまたタイヤと路面との摩擦熱に消えていきます。db(_ _

蒲焼き・・・フォ〜〜〜〜!!

まずは,国道115を霊山方向へ

 9時少し前に出発。天気はまたしてもどんよりとした曇り空。あまつさえポツポツと雨さえ落ちてくる始末。気象庁さん,予報はもう少し正確にお願いしますよ。今日は体育の日で,晴れの特異日のはずなんですが,..。まあ,体育の日ですから日頃の運動不足を解消するために今日もしっかり走りましょう。今日も 100km オーバーです。加藤さん,斉藤さんは昨日の走りのせいでケツが腫れているようですが,こちとらサドルを散々吟味したお陰で全く異常なし。やっぱ,このサドル(スペシャの BG Alias 143)はいいわ〜〜・・・。

 海辺を走り,昨日のコースをまず逆走です。気温は今日も低く,走り出しはウィンドブレーカ欲しいという感じ。まあ,すぐに汗ダラダラモードになるんですけどね。でも,昨日辺りから身体は暑いけど腕と脚が寒いという状況なのでアームウォーマ+ニーウォーマ辺りがベストだったでしょうか?

 今日は早速に国道6号線を横切るところで加藤さんに先行していただきました。黄色信号を突っ切って。:-D きっかけ作り,ありがとうございます。身体も温まってきたので,脚の調子を診るために,気合いを入れてバーの下持ってセッセと追いかけます。お,今日も結構脚が回ります。踏めます。ふと後ろを確認すると,あらら,後続がいません。永島さんだけ。オレより若くて速いはずの俊光,保科は来ていません。いけません。絶対にいけません。誰かが飛び出したら必ず先行し,先頭を引きまくるように。それがロード練習における人の道です。^^;

 115号線を昨日とは逆方向に向かいます。若干弱り気味の方々に配慮して,速過ぎないように時速 25km ほどを維持。少し登るときには 20km を維持。頑張って付いてきてください。ロード練習なんですから。(。。)☆\(vv;;) この辺りで雨が降り出しました。この天気には少々うんざりです。まあ,ツーリングじゃなくてロード練習だから我慢も出来るってものです。(°°;)☆\(--#) 

 途中のセブンイレブンで補給食を追加して,またセッセと走ります。段々と暑くなってきたので次第にペースが上がってきます。後続? もう眼中にありません。少し登りに入ってから,115号の名物 S 字カーブの手前で右折して,松ヶ房ダム(愛称:宇田川湖)への登りに入ります。ここで一旦休憩して後続を待ちます。そういえばこの辺りで何年か前に友人と釣りをしたことがありました。小さなヤマメとイワナしか釣れませんでしたが。

松ヶ房ダムへの登り口にて

そして松ヶ房ダムから松坂峠へ

 ここからダムまでの登りは千切り合いはなしで,のんびりゆったり会話を楽しみながらの時速 12km です。いい気持ちです。このペースが続けば幸せです。まるでツーリングのようです。:-D バカ話に,ガッハッハ,と笑いながらダムに到着しました。細かい雨が降っています。少々肌寒いです。しばらく待つと遅れていた加藤さん,斉藤さんが登ってきました。ヨレヨレです。^^; ここから車に乗ってばかりだった子供たちを走らせることになりました。ようやく,ツーリングです。「ポンポン痛いよ」の渋谷さんは時折襲う腹痛を堪えつつ,能面のような表情で車の助手席で金縛り状態です。生きてますかぁ〜〜?^^?

 子供たちを先導しながら(これがなかなか大変な仕事),ダム湖畔をダラダラと走り,宮城の筆甫に向かいます。地図を観ると,このダムは半分福島県,半分宮城県なんですね。T字路を左折して,筆甫から梁川町に向かいます。この先に控えるのが松坂峠。距離は約 4km です。勾配は最大で 5~6% 程度でしょうか。大したことはありません。子供と一緒に登りましたが,途中「あとどのくらいあんの〜〜?」の波状攻撃に遭い,その度に「あと 1km だぞ」と応えていたら,そのうち「さっきもそう言ったじゃないか」と怒られちゃいました。^^; そんな坊やをなだめつつ峠到着。峠のガードレールの向こうの斜面はゴミの山でした。「福島最低〜〜〜フゥ〜〜〜〜〜!!」。

 ここを子供たちに走らせなかったら,またしてもこの登り始めからヨーイドン状態になっていただろうことは火を見るよりも明らかでございます。そんなわけで,松坂峠を子供たちに登らせたのは加藤さんの深慮遠謀で「峠一本減らして楽に行きたい」作戦ではなかったかと拝察する次第です。:-D 

 さて,ここからは狭くて急な下りがまた 5km 程も続きます。キノコ採りの車が登ってくるから気をつけるようにという,どこぞのおじさんからの有難い忠告に従って左端を安全運転で降りましょう。この道は昔々にとれとれバイクのコース探しに嫌と言うほど自転車で走ったり車で登ったりしたところです。

やながわ希望の森公園へ

 それにしても,子供を連れてのゆっくり目のダウンヒルがこれほど辛いとは,..。身体を動かさないから寒いし,ズ〜ッとブレーキ握っているものだから,次第に肩が凝ってくるし,..。ようやく昼過ぎに「やながわ希望の森公園」に到着。少々スケジュールが押しています。ここの伝承館で急いで食事して出かけましょう。子供たちはここまで約 20km を走ってまたまた車上の人になります。

 が,この伝承館ですが,この人数(約 20 名)はすっかり想定外だったらしく,オレのカレーライスでご飯が品切れ。食ってる傍で子供には「ずる〜い」と言われる始末。^^; ごめんよ〜,オレが悪いわけじゃないんだよ。^^; が,2分で食い終わったものの全然足りない。で,1時スタートと言う割りには全く動く気配のない一同にしびれを切らして,コンビニで足りないエネルギーを補給すべく,斉藤さんと先行することにしました。1時過ぎにスタート。後で聞けば,俊光と子供たちの注文した食べ物がなかなか出てこなくてずっと待っていたらしいとのことでした。これは失礼をいたしました。<m(__)m> やはり,人数の多いときにはコンビニで済ませてしまうのがいいかもしれません。

そして小坂峠へ(これまた拷問ですか?)

 先行したオレと斉藤さんは 349 号線をセッセと走り,梁川橋(でしたか?)を渡り,その先で 320 号線に入り,これもセッセと走り,4号線との交差点のコンビニ到着。早速,おにぎりを二つ購入して,あっという間に胃袋に収めて,ようやくお腹が八分状態に。しばらく待っていると,おいてけぼりを怒っている加藤さんご一行が到着。さあ,ここからはまったりと行きましょう,なんて言ってたのは,小坂峠の入り口までの街中の走行の話。

 例によって,オレ,保科,俊光,永島さんの順で次第に勾配を上げていく道をセッセと走っていたら,あら,前方に直径3センチほどの石。おっと危ない。こんなのに乗り上げたらパンクだぜと,ヒョイとかわすと後ろでガツンと異音が。あらら,保科が乗り上げてしまいパンクです。ここで全員停車。

 パンク修理を眺めながら一休み。そのうち光,加藤さん,斉藤さんがオレ達を抜いていく。う〜む,考えてみると,ここで待っていて修理後4人で登り始めたら,オレがビリケツ決定です。ビリで一人で登るのは寂しい,寂し過ぎます。そんなわけで,ここはココロを鬼にして保科を含めた3名を置き去りにすることにしました。保科に貸したフレームポンプを「後で持ってきてね」と伝えて(これで少し軽くなったわい),先行する加藤さんと斉藤さんを追います。

 当然のことながら加藤・斉藤両おじさんには簡単に追いつきました。二人を追い越した辺りで,道端のおばちゃんが「あらら,自転車で(峠越え)?@o@///」とこちらの自尊心をくすぐるような有難い声援を送ってくれました。頑張りマッス。p(^^)q おばちゃんも一緒に如何ですか? 登り口の,13~14% はあろうかという勾配の箇所で光を捕えて(正直,一杯一杯),さらに先を急ぎます。赤い鳥居の手前も同じような勾配で 10km/h 維持がやっと(ここも辛かった)。その後は少々勾配は緩くなったので,12~14km/h ほどをキープ。パンク修理の時間的ハンデはおよそ 5 分程度でしょう。峠まで 4km ちょっと。俊光,保科永島さんが全力でオレを追いかけると,いい勝負になりそうです。やはり,力の差のある場合のロード練習はこれに限ります。:-D 頑張りました。当社比2割増しくらいの頑張りでした。それにしても,登り始めがあれほどきつい勾配だったとはついぞ知らず,..。

 結果,1分30分秒ほどの先着。勝った〜〜〜〜(わけじゃないけど)。ヽ(^O^)ノ この登りで加藤さんは光に負けました。ウププ。* ̄∇ ̄* 峠からの景色はこんな具合です。ここは旧羽州街道があったところでその旧道が下の方の赤い鳥居から続いているようです。ここで後続を待って小休止してから,七ケ宿方面に下ります。約 5km のダウンヒルです。途中に赤い鳥居が連なる「万蔵稲荷」がありますが,高速ダウンヒル中につき危険なので撮影不可。:-D

七ケ宿から二井宿峠へ

 七ケ宿ダムの 113号線とは逆サイドの道を走ります。が,この道,狭い上にトンネル(南川原トンネルとか虎岩トンネルなんて名前らしい)内が真っ暗というひどい道で,暗闇の中での平衡感覚のない,浮遊感たっぷりの状態での自転車走行は生きた心地がしませんでした。田沢湖まで走ったときの雄勝トンネルでの恐怖が蘇ります。

 このコース,昔々にグレッグ・レモン(ツール・ド・フランスで1986, 1989, 1990 に総合優勝)の来日イベントでタイムトライアルレースが開催されたコースです。そのときに加藤さんも走ったそうです。オレはあまり興味がなかったので走りませんでしたが。確かあの頃はまだ仙台にいたような,...。コースはタイトだしコーナーのきついところもあるし,結構タフですね。113号線との合流点「水と歴史の館」で小休止。

 ここからは何回走ったかわからないほど何度も走ったコースです。またまた例によって先頭で引っ張ります。俊光と保科はもっと積極的に前を引かないといけません。まず関宿を淡々と走ります。次第にスピードが上がってきました。なにか始まりそうな予感です。他のみんなもこの空気を読んでいるのでしょうか? 

 関宿の先の一見赤信号に見えそうな電光掲示板温度計。気温は 15℃? 寒いです。この寒さから逃れるためには,加速です。加速するしかありません。:-D ダラダラ坂で腰を上げて加速していきます。でも,哀しいかな,パワー不足。もう少しで降りに入るというところで,情け無くも,ヘタレにも,脚が一杯で動かなくなりました。なんて弱いんだ,..しくしく。と,他の連中も減速する気配。いけません。ここは一気にカウンターでズバーンと行ってもらわないと,おじさんの生殺しになってしまいます。で,「行け〜!(内心は,逝け〜!)」とお声掛け。

 俊光,保科,永島さんの順に加速。鈍い加速でしたので,半分逝ってしまった脚でもなんとか付けました。彼らのケツに必死に食らいつき,ようやく降りに入って,ホッと一息。重いせいか,下りではブレーキの必要があるほど。う〜む,もったいない。この余ったスピードをどこかに保存しておければ,..。^^; 

 で,橋を渡って,また登り。先頭の俊光もちょいと脚に来ている感じです。後ろを確認すると幸い車が来ていません。前方からの車もなし。ここです。このポイントです。ここしかありません。脚の回復は今一つですが,ここで行かないと集団がだれます。美しき犠牲的精神,これぞロード乗りの人の道ってなところでしょうか。^^; バーの下持って加速開始。ドカンと行って,...ないです。スピードが 40km/h まで上がりません。なんだかんだ,結構脚に来ているようです。ダラ〜ッとした平地も 35km/h 程が精一杯。これじゃダメデス。ぬる〜いビールのような加速では切られた方も生殺し状態です。後ろを見ると案の定俊光が,オレの「王様の椅子」スリップストリームにしっかり入ってやがります。もう,太股は腐ったブルガリアヨーグルト状態で,酸っぱい,酸っぱい。>o< 加速など望むべくもありません。で,ここは二人で逃げるベかと若い衆のケツで楽をするべく,俊光を前に出したら,..。あらら,付き切れ〜〜〜〜・・・○| ̄|_ 何ということか,1分も持たずに俊光をお見送りする羽目に,..。俊光は客車を切り離して暴走爆走機関車へと変身。泣けてきます。

 しばらく独走。スピードは次第に低下,..。こういうときに 35km/h を切ると,涙が出るほど情けないです。トホホな気分でゼーゼー言ってると,あらら,今度は保科が後ろから。今日はしぶといねぇ。永島さんはと見れば,はるか後方。こちらは完全に終わった様子。では,ここは保科機関車に切り替えて,俊光に追いつこうと貼り付いてみたのですが,..。脚が回復しないままに滑津大滝の先の上り坂が,..。でぇ〜,バッドタイミング!(´д`;) 心拍数は一気に上昇,筋肉中の乳酸濃度は飽和状態,で敢え無くお見送り〜〜・・・。坂の現れるタイミングが悪過ぎます。

 その後,次第に離れていく二つのオレンジジャージ。先頭のオレンジジャージ(俊光)は車が来るたびにジャンプの練習をしている様子。もう回復したようです。余裕ぶっこきまくりです。悔しいです。悔し涙に霞む二つのオレンジジャージ(ウソです)。保科がなんとか追いついた辺りからまたペースが上がったようで,二人は見えなくなりました。一人の道中は寂しい,寂しすぎます。降り出した細かな雨が寂しさに拍車をかけます。後続の永島さんを待とうと思いましたが,後ろを見ても見えなかったし,そんな弱いことでどうすると一人で行くことにしました。男一匹,独走状態。でも,辛い,辛過ぎます。途中,二度ほどへたれました。二井宿峠の新旧道の分岐で先着の二人に2分遅れだったとか。ダメデス。弱過ぎます。

そして高畠から米沢へ

 しばらく待つと後続が来ました。ちょっと休憩して,さて行きますか。二井宿峠の旧道をダウンヒル。ここも車が結構来るので細心の注意を払ってぶっ飛ばします。高畠に入って,ここで斉藤さんが途中離脱でお別れです。お疲れさまでした。ありがとうございました。また一緒に走りましょう。

 ここからは,俊光のケツについて楽をします。もう,千切り合いの人生に疲れました。ここからは年金暮らしの楽な余生を送らせてください。が,俊光,ここに来て 34km/h ほどのいいペースで引いてくれます。オレはそれほどでもなかったのですが,加藤さんが結構脚に来ていたようで,付き切れ寸前でしたか? 高畠ワイナリーのところで車でツーリングのご一行様とお別れ。お世話になりました。ありがとうございました。俊光もその先でお別れ。二日間,いいロード練習ツーリングでした。お世話様でした。またお付き合いください。

 ここから,オレ,光,加藤さん,保科,永島さんでサイクリングロードを米沢に向かいます。時刻は5時に近く,少々薄暗くなってきました。と,ここで先頭の保科機関車がまたぞろ暴走を始めます。なんてこったい。反応して追いかけるオレもすでに病気の部類か。時速 40km/h 近い速度なのになかなか差が縮まりません。ようやく,減速した保科に追いつきました。それからは本当にまったりと 39 x 21 くらいのギヤでクルクルと脚を廻して星輪店まで。

おつかれちゃ〜ん

 星輪店には永島夫人,渋谷さんが先着。ありがとうございました。お疲れさまでした。いいロード練習ツーリングでした。惜しむらくはもう少し天気がいいとよかったのですが。本日の距離も約 130km 。二日間で 260km はまずまずかと思います。途中,久しぶりにロード練習らしい走りもしましたし,明日は走らなくてもいいかなというくらいには満足しました。星輪店を辞して,ザックを背負って,ライトを点けて自宅までのんびり夜の街を走ります。なかなか心地いい疲れです。また,お付き合いください。

 帰宅後は,この二日間トラブルもなくよく走ってくれた愛車「コルニャ〜ゴ」を軽く水洗いしてへばりついた汗を流して,泥やらチェーンの汚れを落として注油してあげました。また週末ガツンと走りましょうぞ。風呂入って,軽く食事して,忘れないうちにツーリング顛末記のアウトラインのみを書いて,その後,また食事して酒飲んで(この二段階がいいようですよ)から就寝。明日から仕事かよ〜〜〜・・・。

 それでは,みなさま,またのお付き合いをよろしくお願いいたします。一緒に走ってくれた仲間と伴走車の皆さまに感謝です。